感染症の話 | 荻窪西口クリニック|荻窪駅前の泌尿器科専門クリニック

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感染症診療の話

泌尿器科には悪性疾患(癌のこと)、良性疾患(前立腺肥大症など)いずれも存在しますが、悪性疾患にも良性疾患にも関係してくるのが感染症です。
私は研修医時代、たまたま感染症診療に強いこだわりのある先生に巡り合い、指導を受けた影響で、今も感染症診療には興味を持ち続けています。

以前このブログでも、膀胱炎について取り上げました。泌尿器科で診療する感染症としては他に、腎盂腎炎、前立腺炎、精巣上体炎があります。

感染症はなんでも、感染した臓器+炎、という形で病名がつきます。炎は炎症の炎です。つまりその臓器に炎症が起きていて、原因が細菌であると細菌感染症、ウィルスであればウィルス感染症ということになります。

今我々の生活に大きな影響を与えているコロナウィルスは、その名前の通りウィルス感染症です。

感染症の治療には抗生物質が使われますが、抗生物質は細菌感染に効果があるもので、ウィルス感染症には効果がありません。

抗生物質は、その種類によって届きやすい臓器や、血中に残り続ける時間が異なります。なので肺炎に効いた抗生物質が、膀胱炎に効くとは限りません。
また、1日3回飲む必要があるものや、1日1回で良いものがあります。そして投与期間も、病気によって異なります。
我々は、その病気に応じて、効きやすい(=その臓器に届きやすい)抗生物質を、過去の蓄積から適切と思われる期間処方しています。
短すぎれば治療が不十分になるし、長すぎると耐性菌出現のリスクを高めるからです。

抗生物質の処方には、上記のような意味が込められています。処方された抗生物質は、用法用量をしっかり守り、処方された分をしっかり飲み切るようにしましょう!!

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