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ロボット手術との出会い〜その2〜

ロボット手術との出会い〜その2〜

前回のブログで、私がロンドンでの実習でロボット手術に出会ったことをお話ししましたが、その後国家試験に合格し、医師となってからしばらくロボット手術に触れる機会はありませんでした。当時の私にとってロボット手術は先進的な治療であり、高度な技術を身に付ける前に基礎的な技術をしっかり身に付けたいと思い、あえてロボット手術が盛んな環境を選ばなかったためです。

そのため当初私は前立腺の手術は開腹で経験しておりました。学生時代は見学するのみでしたが、医師となり自分が執刀する立場になると、改めてその視野のとりにくさ、ワーキングスペースの狭さに苦労し、ロボットで行われた手術を懐かしく感じました。

2015年東京医科大学病院の泌尿器科に入局し、ロボット手術に再会し、改めてその視野の鮮明さ、手術の繊細さに感動しました。開腹での手術を経験していると、よりその技術の繊細さが実感できました。

前立腺全摘手術の代表的な合併症の一つに、尿失禁があります。癌という病の前に、尿失禁という合併症は些細な問題に見られがちですが、年単位で続くこの合併症は、その後のQOLを大きく低下させます。開腹手術でも周辺の神経や筋肉の温存に気をつけながら手術を行っていましたが、やはり多くの患者さんが尿失禁に悩んでおられました。

その点ロボット手術では、鮮明な視野で大切な神経や筋肉を温存しながら手術が可能です。もちろん病状によっては広く切除せねばならず、機能の温存が難しい場合もありますが、可能な限り機能温存を重視して手術を実施しています。そのおかげか、開腹手術に比べて尿失禁の悩みは格段に改善されており、多くの患者さんが尿失禁に悩むことなく、術後の生活を楽しんでおられます。

当院は機能温存を特に重視して手術を行っております。ぜひ多くの方々にこの恩恵を享受してもらいたいと思います。

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