院長ブログ Blog


私の好きなスポーツ

コロナウィルス感染拡大の影響は多方面に出ているのですが、映画鑑賞、観劇、スポーツ鑑賞を趣味にされている方にとっては、大きな楽しみが失われることになってしまったのではないでしょうか(徐々に再開されつつあるようですが)
私は母親が大のスポーツ観戦好きだった影響で、小さい頃からとにかくいろんなスポーツを見て、それぞれのにわかファンでした。サッカーも野球も好きでしたが、特に好きなスポーツと聞かれれば、やはり自分が経験したラグビーとなります。
私は慶應大学理工学部時代から、理工学部ラグビー部でラグビーをはじめました。現在はだいぶ増量が進んでしまいましたが(!)、当時は今より体重が20kg以上少なく、どちらかといえばガリガリで、先輩から「試合に出たければまず10kg増量しろ」と言われたものです(現在はとっくにオーバーウェイトです)
はじめは自分より体格の良い選手ばかりで恐怖心が強くありましたが、体格だけではない体の使い方や、チームワークで勝利を掴むその一体感など、その魅力にどんどんとりつかれていき、医学部時代と合わせて気づけば8年間ラグビーをやっていました。
ちょうど1年前にはラグビーW杯が日本で開催され、日本チームの活躍がたくさんの感動をよび、"one team"という言葉が流行語にも選ばれたのは記憶に新しいと思います。
ラグビー日本代表の"one team"は、様々な国籍の選手がいて、選手以外にスタッフがいて、そしてファンがいて、そんなそれぞれのメンバーの力を全て結集して勝利に向かうスローガンでした。結果、ベスト8という過去最高の成績を達成しました。
私は医療の現場も"one team"であると、最近特に強く感じます。人間の能力には限界があり、一人の人間ができることは限られています。私の仕事も、診察や処置をサポートしてくれる看護師、事務的な処理をしてくれる事務スタッフ、そして治療に向かう患者さん、関わる人全ての力で成り立っていると思います。
当クリニックではone teamの気持ちを忘れず、関わる全てのスタッフの力を持って治療に向かう患者さんを支えたいと思っています。