荻窪駅前の泌尿器科クリニック

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Stay Homeの過ごし方 その2

緊急事態宣言が解除され、徐々に元の生活が戻りつつあったと思うのも束の間、東京都内ではコロナウィルス感染者の増加が止まらず、まだ安心するには早い状態が続いております。
感染者数の増加=ウィルス感染の蔓延と即断するのは尚早で、検査数の増加や重症患者数の減少も考慮し、いたずらに不安を煽る必要はないと思っています。

一方で引き続きの注意が必要で、当院のスタッフも必要時以外の外出、外食などは控えるようにし、感染対策を徹底しております。

家で過ごす時間が多くなり、最近はよく本を読んで過ごしています。
最近は立て続けに山崎豊子さんの著作である「白い巨塔」「不毛地帯」を読みました。
白い巨塔は、言わずと知れた大学病院における権力争いやその閉鎖的な組織の問題点を描いた作品です。私も元々は大学病院に勤務しており、時代は違いますが、小説で描かれていた世界の一端を垣間見ることもありましたし、時代の変化とともにその閉鎖性はかなり和らいでいるようにも感じました。

不毛地帯は第2次世界大戦後、シベリア抑留から帰国し、高度経済成長期真っ只中の日本の商社に勤務する主人公の半生を描いた作品です。
私が生まれる前の時代の話ですが、戦争がいかに悲惨で、終戦後の日本が厳しい時代の中、いかに成長し、発展してきたかを考えさせられる作品でした。

いずれの作品においても、山崎豊子さんの取材力、そして話の構成力は圧倒的で、これだけの長編小説を年単位の時間をかけて仕上げる胆力もすごいと思います。

どの時代にもその時々の難しさや問題があり、軽々しくどの時代がよかった、と言うことはできません。

ただ、自分も、この国も、そして医療も、長い歴史の積み重ねの上に成り立っているのだと感じます。経験や知識が重なることでその厚みを増し、可能性がさらに広がっていきます。それを正しく伝えていくことが求められるのだと思います。

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